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昭和生まれのアラフォー女子の気ままな雑記ブログ

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失敗しないスーツケース・キャリーケースの選び方〜サイズ編〜

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どうも、元販売員のニーコです。

GWや修学旅行に向けてネットでキャリーケースを購入しようと考えている方も多いかと思います。

ネットの方が色んな種類のケースを探しやすいというメリットもあると思いますが、実際にサイズ感がイメージしづらいというデメリットもあると思います。

長年キャリーケースの販売に携わっていた私としては、実物を見て購入するのが一番安心だと思うのですが、お店だとスペースの問題ですべてのサイズやカラーを揃えられない事もあり、なかなか理想のケースに出会えない事もしばしばだと思います。

ネットで検索すればサイズの目安などの情報は色々と出て来ると思いますが、今回は実際にキャリーケースを販売していたからこそ知って欲しい注意した方がいいポイントなどを解説します。

容量(リットル)表記はあくまで目安

このようにケースの販売サイトには必ずℓ(リットル)表記がされていると思います。




もちろんある程度はサイズを選ぶ目安になると思いますが、容量の測り方はメーカー毎の基準なので、別のメーカーのケースと容量表記だけで比べてしまうと想像よりもギャップが出てしまう事もあり得ます。


並べてみないとわからない容量の違い問題


私がお店で働いていた時によく『〇〇ℓのケースが欲しいんですけど〜』とたずねて来るお客さんがいました。

希望の容量に近い商品を店頭からピックアップして比較してもらうと、お客さんでも『?』と思ってしまう様な差がある事も実際にあります。

【例】

  • A社 表記36ℓ

 サイズ感 割と厚みが少ないスリム型

  • B社 表記38ℓ

 サイズ感 厚みや横幅もあり、持ち込みサイズの中では大きめ



上記のような商品を実際に並べて比べると、明らかに2ℓ以上の差が見た目でもわかる位の事も実際にあります。

ケースを選ぶ時はサイズ(㎝)をしっかり確認するのがオススメです!


自分の身体にあった大きさを選ぶ


特に女性に多いのが、1泊〜2泊の旅行でもついつい荷物が多くなってしまうからと言って、大きめのサイズを選ぼうとする人。


身長が高い人や力持ちな人ならそこまで気にならないかもしれないですが、旅行をしていると階段などでケースを持ち上げなければならないシチュエーションが結構あると思います。


荷物がいっぱい詰まったケースは結構重いよ!!!


胸の高さより上に重いものを持ち上げるのって結構大変だと思います。


ニーコの身長は156㎝なのですが、荷物がいっぱい入った機内持ち込みサイズ(100席以上)のケースを新幹線の荷棚に持ち上げる事ができません( ;∀;)


階段などでケースを持ち上げる時も、自分の身長との差が少ないほど上に持ち上げなければならないため、ケースを持ったまま移動が多い旅行では要注意です!


お土産をケースにたくさん入れて帰りたいからという理由で、ワンサイズ大きなケースを考えている人は、キャリーバーにセットアップできる折りたたみバッグを併用する事をオススメします。

行きはケースの中に入れて持って行って、帰りはキャリーケースの上に乗せて帰って来れるので、ケースを購入する時にぜひとも一緒に購入して欲しいトラベルグッズNo.1です!!




拡張タイプキャリー

ファスナーを開いてマチ幅を拡張するタイプのケースは、荷物量に合わせて多少の調整ができるのがとっても便利。

2泊〜4泊位の旅行によく行く人によくチョイスされていました。

拡張タイプのメリット・デメリット

【メリット】

  • 容量を大きくできるので、荷物が増えても対応できる。
  • マチ幅で拡張するので、高さは変化なく、身長の低い人でも扱いやすい。

【デメリット】

  • 機内持ち込みサイズで拡張機能がついている場合、拡張して使うと持ち込みできない。
  • 拡張ナシより少し重さが増える。
  • 拡がる部分が布のため、雨が染みやすい。


絶対に機内持ち込みしたい人は拡張タイプは必要なし!!


LCC持ち込み対応サイズは欲張りすぎない!


ニーコが接客していた中で一番多かったのが追加料金払いたくないけど、いっぱい持ち込みたい!!って言うお客さん。


LCCでも航空会社によって持ち込み可能サイズ多少異なりますが、JALやANAと比べてサイズや重量制限が厳しくなっています。

欲張って荷物をギュウギュウに詰め込んでしまうと重量オーバーなんて事も…。




絶対に追加料金を払いたくない人へのアドバイス

  • できるだけ軽いケースを選ぶ

規定の重量にはケースの重量も含まれるので、ケースが軽ければその分荷物が入れられます。

一般的にケースの金額は、軽い>重い=高い>安い傾向にあります。





  • ラゲッジチェッカーを使う

サイズは同じでも、中に入れる荷物によって重量は変わります。

LCCの預け入れは当日が一番高い!!

当日のチェックで重量制限に引っかからないように、ラゲッジチェッカーで確認しておけば安心ですよね。




  • 重たいものを入れない!!


とにかくお金をかけず、追加料金を払いたくない人はこの方法が一番(笑)


LCCでもとにかく安く荷物を持って行きたい人は、結果的に予約時に預け入れのオプションを申し込みした方が安く済みますよ。

最後に


今回はニーコがお店での接客を通して体験したことを書きました。

航空会社ごとの規定は検索すればすぐにわかると思うのであえて説明はしていません。

『大は小を兼ねる』と言いますが、キャリーケースに限っては、『大は小にはなりません』って事もあります。

保管するのにも場所を取りますし、頻繁に買い替えるものでもないと思うので、後々の事も考えつつサイズやデザインなどを選ぶといいと思います。